新型コロナウィルスの影響により、約2年ほど書面上での総会開催が続きましたが、今年はついに会場での開催が出来ました。
当初は川崎市産業振興会館で行う予定でしたが、参加人数が会場収容を上回るとのことで急遽子ども家庭支援センター4階へと変更となる運びになりました。
当日は里親さんをはじめ、乳児院、児童養護施設、児童相談所、フォスタリング機関などの施設関係者の方も多く出席いただき、約60名ほどの方にご参加いただきました。

今回は1部は総会、2部は研修会の2部制。
総会では、あゆみの会会長、ご来賓の方の挨拶からスタートし、新会員の方の紹介、令和3年受賞者、あゆみの会50周年功労者顕彰の発表と続きました。
総会審議では昨年度の事業報告・決算案報告、会計監査報告、また本年度の事業計画案と予算案の審議が続き、新年度の行政・支援機関体制紹介で終わりました。

少し休憩を挟んだ後の第2部研修会は国立武蔵野学院長の河尻恵氏を講師に迎えてスタートです。
「社会的養護の子どもに応えること」というテーマをもとに、施設現場からみた社会的養護の子どもたちの印象や、家庭養護の推進と共に施設での経験やノウハウの共有や、より良い養育するためのチームワークの必要性などをご講義いただきました。
長く施設の現場で難しい子どもたちを見てきたご経験があるからこそ分かる子どもたちのことや、養育者へ求められること、支援のことなど、河尻氏の言葉の一つひとつが心にストレートに響いてくる有意義な研修会となりました。

今回参加された会員の皆さま、ありがとうございました。